Maison AI、複数のAIエージェントがチームで業務を完遂する「マルチエージェント・オーケストレーション」機能をリリース ー「ライターチーム」や「商品レビューチーム」など、AI同士が自律的に協調する「AIチーム」を実現ー
企業向け生成AIプラットフォームを開発・提供する株式会社AuthenticAI(本社:東京都港区、代表取締役:上田 徹、以下 オーセンティックAI社)は、同社が提供する生成AIプラットフォーム「Maison AI(メゾンエーアイ)」において、複数のAIエージェントが連携して業務を遂行する「マルチエージェントシステム」、およびそれらを統括・管理する「AIオーケストレーション機能」の提供を開始します。
Maison AIの新機能「AIオーケストレーション」。指揮者が演奏家をまとめるように、AIオーケストレーターが専門エージェントたちを統率し、複雑なタスクを遂行します。
これにより、ユーザーは単一のAIに都度指示を出すだけでなく、専門スキルを持ったAIエージェントで構成される「仮想チーム」に、プロジェクト単位で業務を任せることが可能になります。オーセンティックAI社は、本機能を通じて「人がAIを使いこなす」段階から、「AIが組織の一員として自律的に働く」フェーズへの移行(AIX:AI Transformation)を加速させます。
■背景:AI活用の課題は「プロンプト作成」から「ワークフロー設計」へ
これまで生成AIを業務活用する際は、人間がタスクごとに適切な指示(プロンプト)を作成する必要がありました。しかし、実際の業務は単発のタスクではなく、調査・分析・企画・制作・確認といった連続したプロセスで成り立っています。
今回実装した「マルチエージェントシステム」は、こうした一連の業務フローをAI同士がバトンを繋ぐように実行することで、人間が介在する手間を極限まで減らし、組織全体の生産性を飛躍的に向上させることを目指しています。
■新機能の特徴:AIオーケストレーターが実現する「自律型AIチーム」
本機能では、指揮役となる「AIオーケストレーター」が、ユーザーの指示を解釈し、配下の「サブエージェント」たちを適切に動かすことで、複雑な業務を完結させます。
■具体的な活用ユースケース
① コンテンツ制作チームの自動化(編集長型)
ユーザーがテーマを投げるだけで、「編集長」のAIオーケストレーターがチームを指揮し、記事制作からリスクチェックまでを一気通貫で行います。
編集長:全体の進行管理を担当。ユーザーのテーマに基づき各担当に指示を出し、納品物を統括します。
セールスライター:消費者の購買意欲を掻き立てる、情緒的で魅力的なキャッチコピーや商品説明文を作成します。
SNS担当:InstagramやX向けに、絵文字やハッシュタグを最適化した、共感を呼ぶ投稿文を作成します。
SEO担当:検索エンジンで上位表示されるよう、キーワードを盛り込んだ構成案とメタディスクリプションを作成します。
法務・校閲:景品表示法や薬機法などの観点から、生成されたテキストを厳しくチェックし、修正案を出します。
② 商品企画会議のシミュレーション(ファシリテーター型)
新しい商品アイデアに対し、「司会者」がファシリテーターとなり、異なる視点を持つ専門家AIたちに意見を求め、議論を戦わせることで企画をブラッシュアップします。
司会者:会議の進行役。各視点からの意見を引き出し、最終的に議論をまとめ上げます。
クリエイティブ視点:トレンドやブランドらしさの観点から、デザインの新規性や魅力を評価・提案します。
セールス視点:売れる価格設定やターゲットニーズ、競合との差別化など、商業的な成功確率を評価します。
生産・品質視点:素材調達の難易度や縫製コスト、納期リスクなど、現場視点での現実的な実現可能性を指摘します。
■ AIオーケストレーター活用ガイド
https://maisonai.io/blogs/guidebook/orchestrators
■株式会社AuthenticAI 代表取締役 上田 徹 コメント
Maison AIは、単なる効率化ツールではなく、企業の『組織能力』そのものを拡張するOSへと進化しました。今回のマルチエージェント機能の実装により、従業員の皆様は『AIを使うオペレーター』から、『AIチームをマネジメントするディレクター』へと、その役割を変えていくことになります。
AIという最高のチームメイトと共に、人が人らしい創造性を発揮できる社会へ。これは当社が目指す『AIX(AI Transformation)』の重要な一歩です。
■今後の展望
今後は、このマルチエージェント機能を活用した「特化型データエージェント」を組み合わせたサービスの展開や、Google等の外部ツールとの連携強化も予定しています。
オーセンティックAI社は、企業のAIネイティブ化を支援するパートナーとして、さらなる機能拡充を進めてまいります。

