画像生成「Seedream」ご利用ガイド
Seedreamとは
Seedream(Seedream 4.0)は、圧倒的な高画質と編集能力を持つBytedance社の最新の画像生成AIです。
使い方には、ゼロから言葉だけで作る「テキストから生成」と、既存の画像をベースに作る「画像から生成」の2つの方法があります。
できること
Seedreamには、クリエイティブ制作を劇的に効率化する4つの強みがあります。
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4Kレベルの超高画質生成
素材の質感までリアルに表現された、高精細な画像を生成できます。これまでは難しかった大きなサイズ(最大3840px)での出力が可能です。 -
言葉による画像編集
「背景を森に変えて」「服の色を青にして」のように、会話するような言葉で画像を修正できます。複雑な画像編集ソフトを使わずに、直感的な修正が可能です。 -
日本語の文字入れ
画像の中に、日本語のテキストを描画できます。看板の文字やポスターのキャッチコピーなど、デザインの一部として文字を含めた生成が可能です。
※複雑な漢字や判別しにくいカタカナなど、一部生成が難しい場合もあります。 -
お手持ちの画像からの編集
「画像から生成」機能を使うことで、言葉だけでは伝えるのが難しいイメージをAIに正確に指示できます。
活用シーン
ビジネスの現場で、このような場面に役立ちます。
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広告・ポスター制作
撮影コストをかけずに、商品のイメージに合った高画質なビジュアル素材を用意したい時に。 -
ECサイトの商品画像展開
[画像から生成] 1つの商品画像をもとに、背景を「街中」や「リゾート」に差し替えて、利用シーンのバリエーションを増やしたい時に。 -
デザイナー・企画職
[画像から生成] 手書きのアイデアメモを、クライアントやチームに見せるための「完成予想図」として素早くビジュアル化したい時に。 -
アパレル・モデル撮影
トルソー(マネキン)に着せた服の写真をアップロードし、AIモデルに着用させた着用イメージ画像を作成したい時に。
Seedreamの使い方
[テキストから生成]によるプロンプト(指示文)の入力など、基本的な操作は他の画像生成モデルと同様です。本ガイドではSeedreamならではの特徴や、他のモデルとの違いに焦点を当てて解説します。
1. 4Kサイズでの生成
「テキストから生成」「画像から生成」 共通の機能です。
プロンプトを入力し、詳細設定>画像サイズから右側にある高解像度(例:3840×2160など)を選択してください。
※高解像度の生成には数分程度お時間をいただく場合があります。


2.画像から生成
「画像から生成」タブを開きます。複数枚の画像をアップロードして、プロンプトを入力します。
(1) 手持ちの「女性、花、猫」の写真をアップロードし、「女性が猫を抱いてカフェでくつろいでいる、背景は花柄の壁」とプロンプトを入力しています。

(2) アップロードした画像にプロンプトの要素が加わり、調和のとれた1枚の画像になりました。

(3) もう少し微笑んだ表情にしたいので、プロンプトに「微笑みながら」と自然な言語で追加しました。(1)とはまるで雰囲気の違う表情になりました。
(4) プロンプトを「白いフォントで『猫とカフェ』」に変更しました。日本語として読める文字が生成されましたが、一部の画像では「エ」が正しく描写されていないケースも見受けられます。

まとめ
言葉ひとつでゼロからイメージを描き出す「テキストから生成」。
使い慣れた写真やラフ画を進化させる「画像から生成」。
Seedream画像生成は、その両方を叶える強力なパートナーです。ゼロベースのアイデア出しから、既存素材のリメイクまで。2つのアプローチを自由に使い分けて、Maison AIで理想のクリエイティブを実現してください。

