チャットボット
概要
Maison AIで作成したAIエージェントを、ワークスペース外のユーザーにも公開する事ができます。
この機能を利用することで、AIエージェントを、チャットボットとしてウェブサイトに設置できます。URLを共有したり、ウェブサイトに埋め込むだけで、簡単にチャットボットを公開できます。
作成したAIエージェントは、公開範囲を設定することで、様々なユーザーに共有できます。
公開範囲 | 説明 | 用途例 |
一般公開 | Maison AI の利用の有無に関わらずインターネット上の誰でもアクセス可能 | 製品ページの問い合わせ対応、 サービス利用ガイド |
パスワード付き | Maison AI の利用の有無に関わらずパスワードを知っている人のみがアクセス可能。 | 社内FAQ、 部署専用チャットボット、 特定顧客との情報共有 |
使い方
編集画面
ここでは、AIエージェントを外部公開する手順を説明します。
[...]から[編集]をクリックします。もしくは、[新規作成]をクリックします。
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1. 公開範囲
- [チャットボット(ワークスペース外に公開)] に変更します。
- こうすることで、ワークスペースの外にいるユーザーも、AIエージェントをチャットボットとして利用できるようになります。
2. 使用するAIモデル
- GPT-4o mini や Gemini1.5 Flash など、複数のAIモデルから選択できます。
- より高性能なモデルは、多くの使用量を必要とするためご注意ください。
3. 月間利用上限
- 外部のユーザーがこのチャットボットを利用できる月間利用上限を設定します。上限に達すると、チャットボットは利用できなくなります。
- デフォルトでは100,000トークンに設定されており、これは約75,000文字分のテキストに相当します。
- 上限に達した場合は、編集画面から上限を再設定する必要があります。
- ワークスペース全体で使用できる上限は契約によって異なります。ワークスペースのオーナーまたは管理者にご確認ください。
共有設定画面
ここでは、チャットボットの外部ユーザーへの公開方法を設定します。
[...]から[共有設定]をクリックします。

1. 共有(埋め込み用コード)
-
ボタン+ミニウィンドウ: ウェブページの右下にチャットボットを埋め込むことができます。提供者側はページ内のHTMLを編集する必要があります。
※この機能は現在開発中です。近日中にリリース予定です。 -
フルウィンドウ: ユーザーに直接URLを教えることで、フルウィンドウでアクセスできるようにします。
2. チャットボット利用パスワード
-
ON にすると、パスワードを設定できます。パスワードを知っているユーザーだけがチャットボットを利用できるようになります。
- パスワードは6文字以上の英数字で設定してください。
- セキュリティ対策として、パスワードを設定済みの場合、共有設定を閉じて再び開いても、設定したパスワードが画面上に表示されない仕様になっています。
- パスワードを忘れた場合は、再設定を行ってください。
3. 利用状況の確認
- 使用回数: 何人に利用されたかを把握できます。
- 使用量: どれくらいの量利用されているかを確認できます。設定した月間利用上限を超えそうであれば、[編集]から上限を変更してください。
履歴画面
- チャットボットを利用したユーザーは、チャット終了後に履歴を見ることはできません。
- チャットボットの履歴は、AIエージェントを作成したワークスペースに保存され、ワークスペース内のユーザーであれば誰でも閲覧できます。
- なお、チャットボットを利用したユーザーは匿名(undefined)として表示されます。
⚠️注意事項
- 外部公開したチャットボットの使用量は、作成したワークスペースの使用量としてカウントされます。ワークスペース管理者は、チャットボット自体の上限を確認するとともに、ワークスペース全体での使用量にも注意してください。
- ワークスペース使用量の詳細は、管理者以上のユーザーでワークスペース設定画面(参考:ワークスペース設定と本登録)から確認してください。