アップデート1.14:チャット画面でのファイルアップロード
アップデート項目
2024/7/3のアップデート内容を紹介します。今回追加されるものは以下になります。
- チャット画面でのファイルアップロード
- 軽微な修正
チャット画面でのファイルアップロード
概要
チャット中にCSVやエクセルファイルをアップロードすることができるようになりました。これまではAIエージェント設定画面でしかファイルをアップロードできなかったため、チャットしている最中のデータ解析が困難でした。
今回の改善により、ユーザーは売上やレポートなどの常に変動するスプレッドシートやデータファイルを解析する事が簡単にできるようになります。
使い方
モデルの切り替え
ファイルアップロードはGPT3.5とGPT4のどちらも行う事が可能です。
ただし後述するように文字数の制限や精度の違いがあるので、用途に合わせてどちらのモデルを使うのか選択しましょう。
チャット画面でのアップロード
チャット画面にて、送信ボタン横の[+]ボタンからアップロードするファイルを選択する事ができます。
また、複数のファイルを選択する事もできます。
どのように解析するのかの指示を添えてチャットに送信します。
利用可能なファイル形式
対応可能な拡張子は以下の通りです。
利用可能なファイル形式 | 拡張子 |
CSVファイル | .csv |
テキストファイル | .txt |
PDFファイル | |
エクセルファイル | .xlsx |
ワードファイル | .docx |
なお、GPT4の場合上記に加えて画像ファイルもアップロードする事が可能です。
リンク:画像解析
GPT4でのみ利用可能なファイル形式 | 拡張子 |
画像系ファイル | .jpg, .jpeg, .png, webp, .gif |
上限値
モデル毎の上限値は以下の通りです。GPT4の方がより多くの文字数を扱う事ができます。
なお、この上限はアップロードするファイルだけでなく、チャットの累計文字数も含みます。上限に到達した場合、新規にチャットを立ち上げていただき、引き続きご利用下さい。
モデル | トークン上限値 | 文字上限値 |
ChatGPT3.5 | 16,385 トークン | 約 12,289 文字 |
ChatGPT4 | 128,000 トークン | 約 96,000 文字 |
ユースケース
複数のCSVファイルを参照して、適切なアクションや戦略の提案が可能です。
具体的な例として、商品の在庫データと販売データを参照して、どの商品がプロモーションを必要としているのか、どのようなプロモーション手法が効果的であるかを尋ねています。
AIエージェントはこれらのCSVを解析して、プロモーションの手法なども含めて提案を行う事ができます。
また、画像+CSVファイルなど、様々な組み合わせで解析を行うことも可能です。ぜひご活用ください。